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デザイナーをを求める多くの企業が絶対的条件として挙げるのが「コミュニケーション力」です。
なぜでしょうか?大きな要因の一つには、デザイナーの仕事として「ヒアリング」というものがあるからです。
ヒアリングとは「デザイナーがクライアントに対して、何でこまっているのか?それをこちらでどのようにかいけつしていけばいいのか?」それを聞き出すことです。
これは高いコミュニケーション能力が必要とされます。自分がこんなのいかがですか?と売り込みにいくわけではないのですから、うまく相手の一番解決したいと思っている問題点を聞き出して、それを解決する提案をこちら側はしていく必要があります。
それにはうなづきを中心とする相手がリラックスして話すことはできる「聞く姿勢」や相手の話の中心部分へうながす「質問力」、時には相手の問題点を解決する「提案・プレゼンテーション能力」が必要になります。
下にこれまでお会いした企業採用担当者方々の声から、「コミュニケーションで必要なこと」をまとめてみました。
1. 聞く能力=顧客から要件をヒアリングし、内在する問題点や要所を効率よく正確に引き出す力。
2. 表現力=技術的な知識のない相手に対しても、平易な言葉で説明する力
3. 交渉する力=納期、コスト、技術的問題点等、双方納得の形で落とし込める力
4. ビジネス力=企業人としての洗練されたビジネスマナーを実践できる力、経済社会や、広く全般に関心をもち、企業人としての感性を備えている
5. 人間力=同僚、外注会社、および顧客等の仕事を進める上で関わる人から信頼される人物であるか
いずれにせよ、このような「コミュニケーション力」は一朝一夕には身につかないものです。5つのなかで、自分に足りない能力、弱い部分を認識した上で、日常会話から気をつけるようにすることが大切になってきます。
私は中でも「デザインの説明をすること」「黙して語らずの仕事はしないこと」この2点をいつも気をつけて仕事を行っています。
人間、意外と注意していかないとできないものなんですよ(^^;)
●デザインの説明をしているか
デザイン表現は感性だとよく言われるが、芸術表現(アート)でないかぎり、作品については説明責任が重要になってきます。
商業デザインにはクライアントがあり、目的があります。なぜこの表現なのか、なぜこの書体を選んだか、なぜこの色なのか、をプレゼンできることが必要になってきます。ある意味デザイナーのコミュニケーション能力の見せ場ともいうべきところかも知れないですね!
これでクライアントに満足してもらえるかどうかが決まるといっても過言じゃないくらい。
デザイナーはデザインとコミュニケーション能力、二つ持ち合わせてこそはじめて認めてもらえるものなんですよね。
●黙して語らずの仕事はダメ
なぜか簡単な伝言ミスで仕事のやりなおし!といったことがたまに起きます。社会人の常識「ほう・れん・そう」をしていればめったにそんなことないのになあとちょっとめんどうになったりします(苦笑)
「ほう・れん・そう」とは「報告・連絡・相談」のことです。これ意外とできていない人が多いんですよ、現場でも。「みんなこれくらいのことわかっているだろう」とか「自分の仕事を終わらせればいいや」なんて思っている人に起きやすいんです。
仕事の場はコミュニケーションの連続です。誰かがそのスムーズな流れを断ち切ってしまっただけで好調にしてきた仕事の歯車が狂ってしまうなんて事はよくあります。
仕事場では黙っていてはダメです。仕事を説明されたのなら確認の意味を含めて「これはこうですよね?」と聞き返すことが「はい、わかりました」という意味なのです。それを「はい」「はい」とうなづいていて、自分の考えだけで進める人にいい仕事はできません。
必ず職場内でも円滑なコミュニケーションをとるようにしてくださいね。
あなたもデザイナーを目指すのなら高いコミュニケーション能力を身につける努力をしてみてくださいね!
いまはたくさんの本やセミナーがあるのでそういうものから始めてみるといいかもですよ!
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