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ここで2:8の法則というものを簡単に説明していきます。情報を表現するデザイナーにとってこれを知っているのといないとでは大きな差が出てきてしまうのでぜひ読んでみて下さいね。
2:8の法則とは「ある結果をもたらす要因を、重要な順にリスト化すると上位の20%が結果の80%を決める」というイタリアの学者が発見した法則です。ちょっとむずかしいいいまわしですかね?
ではでは、広告にたとえて話をしていきましょう。
ある化粧品の広告をあなたは頼まれました。それは今年秋の注目の口紅です。色も秋にぴったりのシックな色調でまとめていて、何よりの売りは従来の化粧品より150%も潤い感がましていることです。
さてここで広告の企業側が一番消費者に訴えかけたいことって何でしょう? 答えはずばり!「150%も潤い感がましていること」です。
最近の若い女性はグロス中心であまり口紅をつけることがないようです。そこで企業は「ふっくらぷるるんになれる口紅」というものをコンセプトにしてグロス感覚でつけられる口紅を開発したというわけです。
ここで必要な20%の情報とは「150%も潤い感がましていること」「企業は「ふっくらぷるるんになれる口紅」というものをコンセプトにしてグロス感覚でつけられる口紅を開発した」この2点だと考えられます。
デザイナーは企業側の意図=情報ををここまでくみとって広告づくりを手掛けなくてはなりません。ただおしゃれにきれいなハーフの女の子とつかってかっこいいプロモーションビデオのような『秋色新発売』なんていう広告をつくっても、企業側が伝えたいこと何一つ伝わってこないものになってしまいます。それではまるで意味がないのです。
いかにその口紅がグロスのようにつややかな唇になれ、なおかつ口紅独自の鮮やかな色合いがひきだせるものなのか、消費者にとってそれは「自分の魅力を最大限にひきだしてくれるものだ!!」と思わせなくてはなりません。
企業側の意図を組み、消費者の心をつかむ。それがデザイナーの役割の一つです。それで大きなカギを握っているのは20%の情報だということはこれでわかっていただけたのではないでしょうか?
20%の大事な情報をすくいとり、そこから80%の結果を生み出すものを創る!それがデザイナーにとって必要な知識・技術になると私は思います。
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